「いつでも始めて下さい」
と、スタートがかかって
緊張も解けぬまま弾き始めた。
後で録音を聞き直すと、そんなに緊張していないようにも見えるけど、
いつもはチラチラと電子音叉のランプばかり見ているのに
殆ど見ていなかったと思う。
途中2〜3カ所つっかえて弾き直したり、
音程がズレて行って「お〜い、どこ行くんやぁ〜い」状態もあったけれど、
心配していた「頭まっちろ状態」にはならなくてホッとした。
弾き終わって先生がひと言
「移弦がうまいこといってますね
音程がとってもすばらしいです」
当然、行間にはいちいち「歴2年にしては」が入ってるんだけど
もうっもうっ!このコトバで満足です。
遮二無二っっってわけではないけれど自分なりにがんばった
あまりあるご褒美だった。
やっぱ初心者には「お褒めのコトバ」が一番の活力剤なのよね。
例えて言うなら・・・
ポパイのほうれん草・・あ、ちょと古かった
スーパーマリオのスターコイン・・・これも古いか。。
途中で何度も実演して下さってるのに、私の反応の鈍さと言ったら・・・
録音を聞き返しながらイライラしてきた。
だって。。。
本当に!言葉にできないくらいすばらしい音色に聞き入ってしまって
早口だしレッスンの時にはアドバイスを聞き逃しちゃったんだもん(てへぺろ
わずが1.5mくらいの距離で、
私だけに、
私のために弾いているんだ!
とか思っちゃったら何度も何度も感動してウルウルしそうになった。
いや、にやけながらウルってた。
こっからは自分用のメモ
▼ ▼ ▼
まず、A,D弦の時の弓の角度と腕の動かし方。
1小節目の ソレシレシレシレ の シレ で
そのまま移弦すると弓の毛が弦と角度がつきすぎるので
音が弱くなる。
もっと弦にのせるように。
のせるためには手首だけの移弦だと腕が短いので無理が来る
だから、マリオネットの腕のようにひもで吊られたような感じで
肘を支点に腕を動かす。
次に、1小節ごとの最初の低音の響かせ方。
弓のスピードではなく重さで弦を響かせる。
前半は小節最初の低音の響かせ方を何度も繰り返しながら
まだ、
もうちょい、
おしい、もう一度。
そう!
と、ちゃんと音が出せるまで繰り返す。
ダメ出しの後の「そう!」がすんごく嬉しい。
(何度も言うけど、暦2年レベルでの「そう!」です)
後半、
24小節から25小節はつなごうとせず
左手も右手も準備してから25小節の最初の「レ」を鳴らすように。
繋げるときれいな音にならない。
28小節と29小節にかけての下降した音階の最後は
音を繋げる。29小節の「レ」が強くなりすぎない。
そのC弦の「レ」からA弦の「ド」の移弦は弓を弾きながら繋がるように。
31〜36小節 ここは弓の毛を立ててOK。
とりあえず、うまいこといってるらしい。
最後の盛り上がり部分。
到達する和音の39小節の「ソ」に向かっている手前、
38小節目の♯ミ レ ファ レ ♯ファ レのところ、
♯ミ ファ ♯ファをもう少し前に出してもいい。
で、到達した「ソ」の前の裏の音「レ」をちゃんと鳴らす。
これは22小節のフェルマータの「レ」の前の「ド♯」や
最後の重音の前の「ド」も同じ。
「ちゃんと鳴らすとうまいこといく」だそうだ。
39小節の「ソ」の鳴らし方
1小節目からの最初の低音と同じで
スピードではなく重さで弦を響かせるように弾く。
駒よりで。
40、41小節の最初の音も同じ。
ここで予定時間の5分前になった。
最初から通すのかと思いきや、
「他はやってますか?」と言われ、
「まだですが、Gigueを少し・・・」
言っちゃったよ・・・
全然練習もしてなかったのに。
プレリュード1本勝負だったのに。
「やりましょう!」
となっちゃって、、、、ボロボロのダメダメ。
時間が過ぎてるのも気になるし、
暗譜したはずがすっ飛んじゃって楽譜見ても弾けないし。。。
おたおた弾いてたら
「先生、新幹線のお時間が・・・」
と天使の声に助けられた。
終わりながらも、
「この曲は弓元で弾かないとコントロールが難しいです。
手と被るくらい弓元に戻して弾いて下さい!
思いきってもどすように。そうするとうまくいきます!」
とアドバイスをくださった。
超初心者な私に丁寧にわかりやすく根気づよくご指導してくださって
もうっっっっ!ええ人やね感謝感激ですわ。
こんなに充実したレッスンは初めてで
本当に本当に本当にうれしかった。
サインももらっちゃったよ

2012⁄09⁄14 16:15 カテゴリー:*Cello♪ comment(6)
と、スタートがかかって
緊張も解けぬまま弾き始めた。
後で録音を聞き直すと、そんなに緊張していないようにも見えるけど、
いつもはチラチラと電子音叉のランプばかり見ているのに
殆ど見ていなかったと思う。
途中2〜3カ所つっかえて弾き直したり、
音程がズレて行って「お〜い、どこ行くんやぁ〜い」状態もあったけれど、
心配していた「頭まっちろ状態」にはならなくてホッとした。
弾き終わって先生がひと言
「移弦がうまいこといってますね
音程がとってもすばらしいです」
当然、行間にはいちいち「歴2年にしては」が入ってるんだけど
もうっもうっ!このコトバで満足です。
遮二無二っっってわけではないけれど自分なりにがんばった
あまりあるご褒美だった。
やっぱ初心者には「お褒めのコトバ」が一番の活力剤なのよね。
例えて言うなら・・・
ポパイのほうれん草・・あ、ちょと古かった
スーパーマリオのスターコイン・・・これも古いか。。
途中で何度も実演して下さってるのに、私の反応の鈍さと言ったら・・・
録音を聞き返しながらイライラしてきた。
だって。。。
本当に!言葉にできないくらいすばらしい音色に聞き入ってしまって
わずが1.5mくらいの距離で、
私だけに、
私のために弾いているんだ!
とか思っちゃったら何度も何度も感動してウルウルしそうになった。
いや、にやけながらウルってた。
こっからは自分用のメモ
▼ ▼ ▼
まず、A,D弦の時の弓の角度と腕の動かし方。
1小節目の ソレシレシレシレ の シレ で
そのまま移弦すると弓の毛が弦と角度がつきすぎるので
音が弱くなる。
もっと弦にのせるように。
のせるためには手首だけの移弦だと腕が短いので無理が来る
だから、マリオネットの腕のようにひもで吊られたような感じで
肘を支点に腕を動かす。
次に、1小節ごとの最初の低音の響かせ方。
弓のスピードではなく重さで弦を響かせる。
前半は小節最初の低音の響かせ方を何度も繰り返しながら
まだ、
もうちょい、
おしい、もう一度。
そう!
と、ちゃんと音が出せるまで繰り返す。
ダメ出しの後の「そう!」がすんごく嬉しい。
(何度も言うけど、暦2年レベルでの「そう!」です)
後半、
24小節から25小節はつなごうとせず
左手も右手も準備してから25小節の最初の「レ」を鳴らすように。
繋げるときれいな音にならない。
28小節と29小節にかけての下降した音階の最後は
音を繋げる。29小節の「レ」が強くなりすぎない。
そのC弦の「レ」からA弦の「ド」の移弦は弓を弾きながら繋がるように。
31〜36小節 ここは弓の毛を立ててOK。
とりあえず、うまいこといってるらしい。
最後の盛り上がり部分。
到達する和音の39小節の「ソ」に向かっている手前、
38小節目の♯ミ レ ファ レ ♯ファ レのところ、
♯ミ ファ ♯ファをもう少し前に出してもいい。
で、到達した「ソ」の前の裏の音「レ」をちゃんと鳴らす。
これは22小節のフェルマータの「レ」の前の「ド♯」や
最後の重音の前の「ド」も同じ。
「ちゃんと鳴らすとうまいこといく」だそうだ。
39小節の「ソ」の鳴らし方
1小節目からの最初の低音と同じで
スピードではなく重さで弦を響かせるように弾く。
駒よりで。
40、41小節の最初の音も同じ。
ここで予定時間の5分前になった。
最初から通すのかと思いきや、
「他はやってますか?」と言われ、
「まだですが、Gigueを少し・・・」
言っちゃったよ・・・
全然練習もしてなかったのに。
プレリュード1本勝負だったのに。
「やりましょう!」
となっちゃって、、、、ボロボロのダメダメ。
時間が過ぎてるのも気になるし、
暗譜したはずがすっ飛んじゃって楽譜見ても弾けないし。。。
おたおた弾いてたら
「先生、新幹線のお時間が・・・」
と天使の声に助けられた。
終わりながらも、
「この曲は弓元で弾かないとコントロールが難しいです。
手と被るくらい弓元に戻して弾いて下さい!
思いきってもどすように。そうするとうまくいきます!」
とアドバイスをくださった。
超初心者な私に丁寧にわかりやすく根気づよくご指導してくださって
もうっっっっ!
こんなに充実したレッスンは初めてで
本当に本当に本当にうれしかった。
サインももらっちゃったよ




2012⁄09⁄14 16:15 カテゴリー:*Cello♪ comment(6)
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きゃ〜〜〜!うらやましい。
いいレッスンだったんだね(゚ー゚*)
有名人の個人レッスンが受けられるなんてすごい!
あと、録音して聞きかえすことも大切なんだね。
自信がないのと腕が写るので避けていたんだけど(^^;)やってみようかな。
2012/09/15 01:23URL | たま[ 編集]
すごく楽しかったよ♪
レッスンしてるときは緊張で楽しむどころじゃなかったけど
後でじわ〜んって来た(*^-^*)
私もレッスンで録音しても、あんまり聞き直すことって無かったんだけど
弾いてるつもりなのと録音したのを聞くと全然違うかったのよね。
客観的に判断できるから練習を録音して聞き返すのはおすすめ(^_-)b
録画は姿勢とかのチェックも出来るんだろうけど
他のことに気がいっちゃって・・・
2012/09/15 23:32URL | sakur@[ 編集]
よかったね~~(=^▽^=)
チェロを始めて ここまで続けたからこその
3年前なら想像もしなかった時間。
すごいすごい。
2012/09/16 19:52URL | 雨[ 編集]
>3年前なら想像もしなかった時間。
半年前でもできへんかったと思うわ。
でも今は、ちょっと先の目標みたいなんがなくなって
なんか放心ちぅって言うかプッツリになりそ。。
やっぱ教室探し・・・かな。
2012/09/18 01:56URL | sakur@[ 編集]
すっかり遅いコメントになって、すみませんけど・・・
準備をがんばったぶん、とてもいいレッスンになったんですよね! ホントにスゴいですよ。
なかなかその勇気というか男気というか(笑)、公の場で有名人レッスンを受けるパワーは
並の人間には出せないと思います。
ここまでやってしまうsakur@さん、もうチェロにはどっぷりハマっておられるのではないでしょうか?
だからプッツリなんてないんじゃないかなあ??と一方的に推察しておりますが、どうでしょう???
涼さん おかえりなさぁ〜い(^-^)ノ
あ、公の場なレッスンではないのです(^-^;;;;;
ピアノ教室の1室で、センセと私とピアノの先生の3人だけでの個人レッスンだったんです。
私はちょっと早く行って、前の人のレッスンを見学させていただいてたのですが、私はラストだったので見学者は幸いにもいませんでした。
文字通り、センセ独り占め状態でした(*^m^*)
公の場なんかだったら絶対絶対絶対申込んだりしませんよぉ(^-^;;;
たとえお姫様のようなドレスを買ってもらっても、
発表会なんて、ぜったい出ないと決心してるくらいですから。
ただ、申込んでからは、レッスンを受けるレベルではないのに、いったい何を教わればいいのか・・・と、焦りまくって後悔しまくってましたけどね(^-^;
その焦りから解放されたのと、すごく充実したレッスンだった満足感で放心中ってとこですかねぇ。。
2012/09/20 13:49URL | sakur@[ 編集]
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